2021:7:1(木)曇天~小雨

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7月に入りこちらの山麓付近では夏場の花だよりが聞こえてくる、私事ながら自分もようやく二回目のワクチン接種も終え、いくらか安堵している、できれば余り人に出合わない平日に行ければと思っていたら天気もどうにか小康のよう、思い切って早朝車をくじゅう方面へと向ける。

途中で見た、独立峰の ”涌蓋山” 雲海にすっぽり包まれて、山頂部がぽっかり浮かんでいる。まるで日本のシンボリックな名峰、富士山を見るような雰囲気でしばし撮影タイム。

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そして どこまでも広い雄大な大草原が展開されてくる

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くじゅう山麓付近は早朝ともあって 小寒いほどの超涼しさである。この空気を体感したくてここまで車を走らせたと言っても過言ではない。

しばしくじゅう高原を堪能すれば さてさて、本日の山麓の花散策へ向かおうか。長者原に到着
駐車場は意外にも閑散としているが一部の車中泊などしているキャンピングカーなどここも多い。

さて 準備整えて まず ガイド名犬 ”平治号”にご挨拶して

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蓼原湿原の木道を気持ちよく歩く 青々とした湿地草原、朝露纏ってその植物も生き生きとしている。

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キスゲ(ユウスゲ)がまだ昨夜からの花を閉じていないようです・深呼吸を何度も繰り返しながら木道も終わって樹林帯へ

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早速、イブキトラノオが出迎えてくれます

登山道の林に踏み入れば野鳥の声、一声トーンを挙げて朝のさえずりが四方から聞こえてきます。ここらは野鳥の楽園でもあるのですよね

歩き始めて程なく枯れ沢に差し掛かってくると、その柔らかい久住の其れとか真逆の荒々しい光景に出会う、以前の枯れ沢が思い出せなう様な豪雨による爪痕が随所に見えてきます、その凄さと崩壊の自然界のパワーには余りの激惨状に 以前の状況が思い出せないような変化に言葉もない、酢覚ましい破壊力にただただ茫然です。以前あった タマガワホトトギスが自生していた付近も全く地形そのものが変わっていた。

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昨今の豪雨災害の一端を見るようであった。
さて気を取り直して先に進もう。

今日の目的の花の一つ ショウキランを見っけ

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少し残念ながら ピークは過ぎているようで花痛みが見られるようですね

もう少し探して見ようか

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結果、数か所でのゲットです。数年ぶりでの対面で良かったね~

それでは次の場所へ移動して  ヤマオダマキ

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まだ咲き始めの時期でしたが 開花を拾い集めてみました、楚々と佇んでいて まあ 何ともお上品的雰囲気は花です。

個々の登山道沿いには 以前だったら小ぶりで色鮮やかな ヤマアジサイが咲くロードのはずでしたが一体どうしたのか 全くその片鱗すら確認できなかった、獣害?自然環境変化?・・誠もって理解しがたい登山道であった、もし百歩譲って 時期的に早い??であったら早計の現場であってほしいものである、ただね~そのヤマアジサイの樹木が極端に見当たらないのが不思議でたまらない

そんなこんなと以前のこと想いだしながらの次の処に向か会うため引き返すことに


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筑紫千鳥 この花も時すでに遅し、それに以前より花株も激減、これからの種の存続に危機感募る。

キスゲ

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キリンソウ こちらは健在

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キバナノカワラマツバ

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ここではまだカキランは元気。

そして最後にご登場願ったのは ヒメユリ 当日の頃は 今季の咲き始めの頃、最盛期はこれからだと思う

長々と綴りましたが 久しぶりで久住~由布山麓の花散策でした。諸般の事情で出かけるのを躊躇しておりましたが 思い切って出かけて、それも見たい、これも見逃せないと、あちこち駆けずり回りましたが、これで身も心も十分過ぎるリフレッシュできた楽しい一日でした