2022:10:15(土)

久しぶりでの英彦山へ向かう、事前打ち合わせでは、取り敢えず英彦山へでしたが、諸々、上宮の改修の為の立ち入り規制看板も有ることから、我々は素直にそれに従う意味でも本日の行程は山頂へは向かわず、奉幣殿~鬼杉までの周回トレイルしようとなりました、個人的にはもうかれこれ10年以上も歩いていなくて、ほぼ初めての感覚で歩き始めました。

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まず、ここを目指して出発です。(鬼杉)
同行山友さんによれば ルート長くてそこそこのアップダウンの連続であると。聞きしに勝るロングトレイルだそうです、今日は長歩きに覚悟決めて、ともかく無理せずゆっくりペースで帰還することを最優先が課題です。

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別所駐車場の木々もだんだんと紅葉も始まっているようです


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英彦山 表参道のなが~~い石段から。

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石段脇には 今季初見の 10月桜が咲き始めていた。春先のソメイヨシノのような華麗さと密度はありませんが、まばらにそそと、さりげなくそのそんざいを誇張しなような咲き方が秋にはよく似合いますね。


参道には最近になってかっての宿坊跡がリノベされて 再活用されているようです。

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やがて奉幣殿まで石段をコツコツと上がってきました。

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厳かに今日の安全を祈願して参拝してから先へ


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今日は行先変更にて ここは四王寺の滝方面のルートへ

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年中 深い緑一色の フッキソウの大群落。
この植物はいわゆる獣害?の被害にも会わずにその生育環境は広がっている。
確かなことは知見有りませんが きっと害獣には好まざる毒性を持ち合わせているのでしょうか、
そうでないと、これだけの繁茂しているのには説明がつかない。

すこし、湿り気の有る大岩にはこれまた大きなイワタバコは自生している、花後も多いことからその時期には見ごたえあるだろうなと。

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随所にあるケルンや山アプリなどを確認しながら、まもなく 玉屋神社に到着、出発からほぼ二時間余りかかっている、ここで休憩。
山アプリでは 目的地の鬼杉まではおよそ一時間ちかくはかかりそうです。

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ご神水

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さあ、もう一度ギアチェンジして鬼杉に向かおう、山友さんによれば、ここから先が難所の連続の核心部らしい。半面どんなところが待ち受けているかも興味津々でもある。


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段々と巨木が立ちこんでいるな~

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玉屋神社を後ににてともかく先へ先へ=

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この先は短い距離での難路のアップダウンがこれでもかと待ち受けている

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ルートがかなりわかりにくいところは有難い案内も随所に有るが要確認です

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当初自分は大きなケルンがあるので、これは意味あるケルンではないかと思ったのですが、そこには別ルートへの明確な踏み後はある、そのまま進め的に。我々もなんの疑いもなくそのルートに入りこむもここで 山アプリを入念に精査すれば鬼杉へは 先ほどのケルンのところから渡渉して進む表示に気が付いた、なぜ、ここで進路に迷ったかと振り返れば この渡渉地点は いつぞやかの水害でその渓流はかなりの大規模な水害にて登山道が大規模的に寸断されたと思われる、従って以前の登山道は完全に不明瞭となってしまったのです。この時ほど山アプリの有難さを実感したのでした、我々を追うように上がってきた若者二人も我々が行きかけたルートへ進み。その後我々の進路に気が付いて引き返してきました、

正規のルートに戻れて、やれやれです。

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こんな岩場も進めば

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作業道にでた。キャタ痕は今 案内標柱の建て替えに伴う資材運搬用のキャタ痕であったようです。

ここをそのまままっすぐ進む

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ここからが山友さんが言う、急登&急坂の連続らしい、この日のハイライトでしょうか

巨岩を抱き込む大木に驚く

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露出した古木の根っこがむきだし、

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今度は真逆の激下りなどなど

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一瞬の油断もできないね

まあ、そんなこんなでの厳しいルートファイテングは執拗にあったが、慎重にクリアすれば 目的の鬼杉へようやく到着。出発からほぼ三時間余りでのシニアタイム。東屋でしばし休憩です



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さあ一時の休憩後は これからまたルートこそ違うが同じような行程のロングの帰り道が待ち受けています

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大南神社を横切り

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こんな岩場チェーンを乗り切り

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いくらかフラットルートになってきました。山友さんも余裕がでてきたようです。

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こんなきれいなキノコなどとも遊びながら ようやく 奉幣殿までたどり着いた

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奉幣殿ではロングトレイルの無事帰還のお礼を深々とご報告。
このあとは出発起点の別所駐車場へ向かうのみです。

この時期には山野草の期待は少ないですが登山道沿いには少しの晩秋近くの山野草も目にすることが出来ました

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サンインヤマトリカブト

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アケボノソウ

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サラシナショウマ

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ジンジソウ

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キッコウハグマ

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開花まではもうすこしのツメレンゲ

今回は英彦山上宮の改修工事の期間中、注意喚起の立て看板なども有ることから敢えて、山頂は目指さず英彦山北東部の最深部ロングトレイルに挑みました、9時ごろ出発~ごご4時ごろ駐車場へ
途中休憩を挟んでのほぼ7時間を要した英彦山深部あるきでした、アップダウンの連続踏破でいつになくいささか疲れましたが かれこれほぼ10年余りの歳月ぶりで ルートもほぼ忘れていてある意味新鮮なルートファイテングで楽しかったです、お陰様で若干心配していた膝のご機嫌もさほど悪くはなくて一安心に安堵しました。ご一緒した山友さんにも感謝です。

ただ、このロングトレイルをもう一度となればさすがに遠慮するかもしれないな~