2021:11:27(土)快晴

後期高齢者まで、積み重ねていた身体の変調のメンテナンスは、ほぼ一か月近くの、休養期間も過ぎ、ようやくDrのお許しが出たので、いつもの山仲間の皆さんを誘い出して、リハビリ登山を兼ねて近場の低山歩きに出かけてきました。

まずは門司区の風師山登山口へ、旧電車通りの「小森江登山口」への石柱を確認して細い山道を詰めて行けば、程なく 小森江貯水池の登山口駐車場に着く。ここは「小森江 子どもも森公園」として整備されている、
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スマホのアプリセットも完了、まずは風師山を目指して登山開始、いくら 我が家周りの散歩運動をしていても山歩きでは運動量も使う筋肉も違うのでいささか不安も付き纏うが何とか完歩したいと願う気持ちで歩き始める。


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よく整備されている登山道へ


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低山とは言えまだまだ大木の自然林が残っているいい雰囲気の登山道ですね

ジグザクの登山道は枯れ葉&落葉の道が続き快適ではあるが、言葉ほど楽ではない、ほぼ30分近くで中間地点の水場の標識に出会う、一息入れましょう。

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ここから直進して小汗しながら登り上げれば ほどなく。風頭~風師山への稜線分岐に出た

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この標識みて、ここはまず 展望の良い風師岩頭へ向かおう 5分ほどで到着

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風頭に到着、吹き抜ける晩秋の風はこの時期らしい冷たさですが、眼下の関門海峡はさすがの展望抜群です
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対岸の山口県下関市の市街地が一望できます、また狭い関門海峡を行き交う船舶がまるで箱庭のような風景が展開されています。

そして

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伝説の小島、ここは かって 武蔵と小次郎の戦いの舞台とされている「巌流島」今は往時の面影は有りませんが、今なお、歴史の一端を思い出させてくれている 関門海峡の貴重な小島である

少し東側の顔を振れば 九州と本州を結ぶ 大動脈である「関門橋」が今日はよく確認できます。

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出発時間が遅かったので、ここで大パノラマを見ながら昼食タイムします。休憩するには最高の展望所です

ランチタイムも終えれば 一旦 小森江からの分岐地点に引き返し、風師山~矢筈山と向かいましょう

歩き始めて10分余り、すぐに 風師山(362m)の山頂到着。ここの山頂は西側が少し開けているぐらいでほぼ展望はありません、すぐに矢筈山へ向かいます

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ここから暫く稜線伝いの激下りです、低山とは思えないような登山道。ところどころにはまだまだ 名残りの紅葉スポットもあります

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激下りを終えれば当然の如く、登り返しが待っている。少しの林道歩きで登山道を詰めて行けば ほどなく、矢筈山への案内を見ることができる

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ここは風師山より随分低い山になっています、一帯がキャンプ場として管理されているが、一面 幾多の戦跡遺構でもある。丁度、居合わせていた管理人さんから 貴重な戦跡遺構やその矢筈山の位置関係が往時の重要な役割を果たしていたお話など聞かせてもらい散策できました。実見 細かい造りの兵舎跡、弾薬庫などが今にそのまま残っていて、昔人たちの息吹が今更のように物語っていました。歴史好きの人には たまらない魅力的な見聞スポットでしょうか。

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興味ある方は是非 現地を訪れていただくことをお勧めします

管理人さんの説明をしっかり聞いて勉強?したので、頭もタイムスリップして、その後は 元の登山口へと下山します。


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これで本日のリハビリ低山歩きも 当初の不安も問題なく歩けて、ここしばらく コロナ禍で山歩きも一緒出来なかった 山友さんにも会えてまずは安堵した登山でした、これから徐々に体力回復に努めてもうしばらく山歩きも楽しめたらと自信になりました。

この日は今年終盤時期に見られる花場所にも立ち寄り楽しい晩秋の低山歩きは 無事終了でした。

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玄海岩蓮華